「絶景」日本にある秘境駅10選を紹介!レトロな駅から怖い雰囲気の駅を紹介します。
日本の各地に存在する秘境駅。
今や鉄道ファンの方以外にも楽しまれています。
レトロな駅舎や、不気味な雰囲気の駅、大自然に囲まれた駅など、色々な秘境駅が日本にはあります。
そこで今回は、日本にある秘境駅を10選紹介します!
▼Youtubeでも紹介しているので、よろしければこちらもご覧ください。▼
目次
1.小幌駅
一つ目に紹介するのは日本一の秘境駅ともいわれている「小幌駅」です。
この駅は、北海道虻田郡豊浦町にあるJR北海道 室蘭線の駅です。
なんとこの駅は、トンネルとトンネルの間わずか80mほどの間にあり、周囲には家が一つもなく、隣接する道路もありません。
この駅に到達した人には、「秘境到達証明書」というものを無料で発行してもらうことが出来ます。
これを発行してもらうためには小幌駅の駅名看板を背景に自分を写した写真を「道の駅とようら」、「天然豊浦温泉しおさい」、「すいしゃ」のいずれかに持っていきます。そこでその日のスタンプを押した証明書をもらうことが出来ます。
2.糠南駅
次に紹介する「糠南駅」は、北海道天塩郡幌延町にあるJR北海道 宗谷本線の駅です。
この駅はホームの長さが列車一両分しかなく、物置小屋のような待合室があるだけで、他には何もありません。
また、この駅ではクリスマスになると、「クリスマスパーティーin糠南」というイベントがあります。このパーティーは2015年に鉄道好きの方たちが集まって開催されたもので、今でも続いているそうです。
3.宗太郎駅
こちらの「宗太郎駅」は大分県佐伯市にあるJR九州 日豊本線の駅です。
この駅は、上り列車が一日に二本しかありません。また、下り列車については始発兼終電の一本しかなく、日本一終電の早い駅として知られています。
この駅へ訪れる方は、しっかりとした計画を立ててからにしないと、痛い目に会ってしまうので、注意しましょう。
4.西大山駅
「西大山駅」は鹿児島県指宿市にある、JR九州 指宿枕崎線の駅です。
この駅はJR日本最南端の駅として知られて、周囲の景色がよく、「開聞岳」を見ることができます。
また、付近には「幸せを運ぶといわれる黄色いポスト」や「幸せの鐘」もあります。
5.驫木駅
この「驫木駅」は、青森県西津軽郡深浦町にある、JR東日本 五能線の駅です。
目の前には日本海が広がっており、駅の待合室からも海を見ることが出来ます。
この映画にも出てきそうな雰囲気の駅舎と背景の海が重なっているため、カップルで訪れても楽しいかもしれません。
しかしこの駅も列車の本数が少ないため、事前に調べてから訪れるようにしましょう。
6.白井海岸駅
次に紹介する「白井海岸駅」は、岩手県下閉伊郡普代村にある三陸鉄道 リアス線の駅です。
この駅には「ウニの香り」という愛称があり、この駅の由来となった白井海岸は、ウニの産地として有名です。
この駅はトンネルとトンネルの間にある橋の上にあり、周囲は山に囲まれています。これを下ったところに白井海岸があり、山の風情と海の風情を両方楽しむことが出来る、贅沢なロケーションの駅です。
7.保津峡駅
次に紹介するのは京都府亀岡市にある、JR京都 山陰本線の「保津峡駅」です。
この駅は保津峡の谷にかかる橋の上にあり、駅のホームから保津川渓谷を眺めることが出来ます。
また、京都駅から列車で約20分とアクセスがしやすく、嵯峨嵐山駅へは、約三分で行けるため、京都観光を同時に楽しむことが出来ます。
8.真幸駅
「真幸駅」は宮崎県えびの市にある、JR九州 肥薩線の駅です。
(現在は2020年に発生した豪雨の影響によって運休となっています。)
この駅は宮崎県で初めてできた鉄道駅として知られており、1911年に開業されて以降、大幅な改築がされていない駅舎があります。
この駅のプラットフォームには「幸せの鐘」というものがあり、「ちょっと幸せの方は一回」、「もっと幸せを願う方は二回」、「いっぱい幸せの方は三回」鳴らすとされています。
9.土合駅
こちらは群馬県利根郡みなかみ町にある、JR東日本 上越線の「土合駅」です。
この駅は日本一のモグラ駅と呼ばれていて、上り線のホームは普通ですが、下りのホームが写真のように地下にあります。
ここから地上に戻るためには、462段もの階段を上らなければなりません。