「怖い」日本のゴーストタウン4選を解説!
ゴーストタウン。
少し不気味ですが、そこには何か魅力があります。
日本にも廃墟となってしまったゴーストタウンはたくさんあります。
今回はその中でも4つに絞って紹介します。
※他人の敷地に不法に侵入することはお控えください。
▼Youtubeでも紹介しているので、よろしければこちらもご覧ください。▼
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目次
1 池島
画像引用元:長崎市公式観光サイトhttps://www.at-nagasaki.jp/spot/61048
最初に紹介するのは、長崎県の西彼杵半島の西に位置する島、「池島」です。
この島は第二の軍艦島といわれていて、かつて池島炭鉱で栄えていました。
この炭鉱は1960年代のエネルギー革命によって、石炭の需要が減ったため、2001年に閉山しました。
最盛期の人口は7700人以上にも及びましたが、2021には約100人ほどになりました。その最盛期に作られた団地などが廃墟として残っています。
2 大平宿
画像引用元:wiki Phoneme-Tonnies - Phoneme-Tonnies撮影, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=95829211による
次に紹介するのは、長野県飯田市に存在した宿場町、「大平宿」です。
こちらは大平高原と呼ばれる山中にあり、江戸時代の建物群が残って残っています。
この村は林業を中心産業として成り立っていました。しかし、その中心産業である林業が、高度経済成長の影響で成り立たなくなり、1970年に住民の総意によって集団移住しました。
また、現在いろりの里「大平宿」として保存されており、「南信州観光公社」が管理しています。申し込みをすれば誰でも古民家を借りて宿泊をすることも可能です。
3 松尾鉱山跡
画像引用元:wiki Kernel - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=3791905による
次に紹介するのは、岩手県八幡平市にある鉱山跡地、「松尾鉱山跡」です。
こちらはかつて、雲の上の楽園と呼ばれた東洋一の硫黄鉱山でした。
1914年に本格的な採掘が始まり、松尾鉱山の盛り上がりとともに新たな街が作られ、最盛期の人口は13000人以上にも及びました。
福利厚生施設も充実し、鉄筋コンクリートによる集合住宅、学校や病院、映画館など、近代的な施設ができました。
しかし、鉱毒水問題や硫黄鉱石の需要の低下などの影響により、1972年に閉山。現在は当時の人々が暮らしていたアパート群などが残り、廃墟となっています。
4 永谷集落
画像引用元:山と週末旅 様https://syasin.biz/urbex/nagatanivilla/
最後に紹介するのは、福井県にある廃村集落、永谷集落です。
この集落は1965年に持ち上がったダム計画によって水没対象地区となりました。当然、住民は反対し、京都大学も芦生研究林を破壊されてしまうことから反対の立場に立っていました。しかし、立ち退き交渉は進み、1985年には住民が離村し、永谷集落は廃村となりました。
しかしその後、なんとダム計画は見直され、2005年には関西電力が正式に街に中止の申し入れをし、結局ダムは建設されませんでした。
ダムの建設がされることはなくなりましたが、村に住民が戻ることはなく、そのまま放置された村が現在も山奥に残っています。
4最後に
今回は日本にあるゴーストタウンを4つ紹介しました。
まだまだ紹介しきれていないゴーストタウンも日本にはまだまだあるので、機会があればまた紹介したいと思います。
今回は以上です!ありがとうございました!
(※ゴーストタウンに興味を持ち、直接行こうとする方もいらっしゃるかもしれませんが、そこにいる住民の方に迷惑をかけたり、他人の住居や敷地に入ったりしないようにお願い致します。)